8月16日

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「シロウサギは、アタシのコト好きなんだよね?」 「うん、大好きだよ?」 彼はニッコリ微笑んだ。 …なら、大丈夫。 シロウサギの顔を覗き込む。 雪のように白い、すべすべの肌。 ルビーみたいに綺麗な、紅い瞳。 そして、桜色の小さな唇。 「助けてくれたから、ご褒美あげる。」 アタシはその唇に、自分のモノをゆっくりと近づけ、優しく重ねた。 「んむっ!?」 驚いて目を見開くシロウサギ。 アタシは目を閉じて、そのままお構いなしに、シロウサギの唇の感触を楽しんだ。 ……すごく、柔らかい。 シロウサギの動揺が伝わってくるが、気づかないフリをする。 そのままきっかり十秒間キスしてから、アタシは唇を離した。
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