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その青年は…
金色の髪、金の瞳をしていたと言う…
その青年の心は澄んでいて、魔物は手だしできなかった…
そして…魔物を封印した…けして…姿を表せないように…
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『その青年が封印した魔物がいたのがこの地、光堂家なんだ。』
藤堂は屋敷を見つめて呟いた…。
『じゃあ…その青年の子孫みたいな人が退治出来るんじゃ…?』
拓弥は期待を込めてそう言った。
『何処にいるかわからないんだ…。青年は魔物を倒した後、村を去ったからな…。』
藤堂は首を振るとそう言った。
『そうなんですか…。俺も早く、元の美麗お嬢様に戻って欲しいです…。』
拓弥はそう呟いた。
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