‐失われた日々‐

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その青年は… 金色の髪、金の瞳をしていたと言う… その青年の心は澄んでいて、魔物は手だしできなかった… そして…魔物を封印した…けして…姿を表せないように… ■□■□■□■□■□■□■□■ 『その青年が封印した魔物がいたのがこの地、光堂家なんだ。』 藤堂は屋敷を見つめて呟いた…。 『じゃあ…その青年の子孫みたいな人が退治出来るんじゃ…?』 拓弥は期待を込めてそう言った。 『何処にいるかわからないんだ…。青年は魔物を倒した後、村を去ったからな…。』 藤堂は首を振るとそう言った。 『そうなんですか…。俺も早く、元の美麗お嬢様に戻って欲しいです…。』 拓弥はそう呟いた。
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