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それから僕は何日経ったのか分からないくらいずっと暗闇の中に居た。
アイツと暗闇の中で闘う技術を学んだり殺しへのセンスを教えて貰い同時に人に成りすます行動と口調を学んだ。
面白い事に撃たれたり刺されたり殴られたりと全ての痛みが体中を駆け巡る。
夢の中であって夢ではない。
頭が混乱するほど良く出来た世界だった。
でもそのおかげで武器への恐怖を忘れ逆にこの武器で人を傷つけたいと思い出した。
初めはやられてばかりだった僕も何時の間にかアイツと互角に戦えるようになった。
数年にも及んだと思っていた此処の生活。
楽しくて仕方なかった。そして体中が人を殺したくて疼いていた。
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