摂食障害

摂食障害とはなにか？

青年期の女性が発生するケースが多い病気で、食事がまったく取れなくなったり、逆に異常なほどの食事を摂取してしまう障害です。拒食と過食症は、患者本人の背後にある心理が類似しているため、過食、拒食を繰り返したりすることもあります。

拒食症のケース
主な主微：身体的・食欲が沸かない、無月経、体重の減少。
精神的・体の不調とは逆に活動的になる、いくら痩せても自分が異常だと認めない。治療を受け付けない。

太っていることを気にしてダイエットを始め、その計画通り目標体重になっても、体重をもっと減らすことだけにこだわり続け、今まで出来ていた食事のコントロールが出来なくなっていきます。体重やカロリーばかりを気にするようになり、体重の減少からホルモンバランスが崩れ、生理が止まったり、空腹感や満腹感を感じることが出来なくなり、そして食べることそのものにたいして恐怖を抱くようになっていきます。

過食症ケース
主な主微：身体的・「やけ食い」「気晴らし食い」と称して頻繁に過食する、過食後に嘔吐する、下剤を使用する。
精神的：自分が異常だと自覚して、治療を求める。

失恋などの大きな精神的ショックを解消しようとして、「やけ食い」をし、それを後悔してまた強いストレスが溜り、過食を繰り返ししてしまいます。人によっては「これは異常だ」という思いから、自ら嘔吐を誘発したり、大量の下剤を服用する場合もあります。そうなると、過食嘔吐の繰り返しから消化器や脳の機能が悪化していきます。