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キャラ崩壊の危機に面しながら、私は自分の分の小物を装着し終えた。
｢……ブーツ…相変わらずはきにくいな……。｣
これ実は買ったはいいが動きにくい×はきにくいでお蔵入りしていたブーツなのだ。
やっぱアレだね。ちゃんと考えて買わなきゃダメだね。こういうのは。
………まあ今回はたまたまそれが役に立った訳だが。
｢……未来ﾁｬﾝ頭に包帯巻くの？｣
額にあてがわれたさらしを見て、リュウは不思議そうな声をあげた。
｢うん。眼帯しようかなと。まんまやったら痛いからなと。｣
ふうん。とリュウはそこらへんに放置されていた眼帯を手に取り、不思議そうに見つめている。
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