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「………げぷっ。ご馳走さま。」
それでもちゃんとジュース全部飲む私は偉いと思う。
「お二人に喜んで頂けて嬉しいです!!」
とかわいらしく笑うメイド姿の女の子に、もう一度礼を言って、私達は歩き出した。
「あ!! ミライじゃない!!! あんた今まで何処にいたのよ!!」
……あれ?
声が急速に近付いてくる……
ドガッ
「ぐばぁっ(吐血」
私の体は廊下の先に吹っ飛ばされた。
「ひ……ヒカリ許すまじ……ガクリ」
「ミライチャ---ン!! うわーんヒドいよヒカリちゃぁんっ(マジ泣き」
……え?
そこでマジ泣き?
「ちょっと、いつもの冗談じゃない。何でそんなに泣くの。」
……だな。
私まだ死んでねぇし。
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