ナツミちゃんとジン君の話

3/10
1057人が本棚に入れています
本棚に追加
/314ページ
ホームルームも終り、俺は特になにも無かったので帰ることにした。 明日からフツーに授業とか有り得ん。 「お~~い、ジーーン!!」 何となく君の顔が忘れられずに、ぼおっとしながら歩いていると、後ろからだれかによばれた。 「おー。ヒカリかぁ。」 俺たちの関係は幼馴染みというらしい。……そんなロマンチックな単語が似合う二人じゃねぇんだが……。 「ウチのクラス結構面白い子一杯いたよ。友達なれそうだし、まぁ今は一安心かなー。」 「ふーん。ウチはまだぎしぎししてるカンジかなー。」 .
/314ページ

最初のコメントを投稿しよう!