ナツミちゃんとジン君の話

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一瞬だけだったけど。 確かに、入学式のあの一瞬だけなんだけど。 それを幻想と言っても、俺は……俺は、きっと受け入れられない。 それほど、ナツミちゃんの雰囲気が……笑顔が、暖かくて、本当に太陽みたいだったんだ。 「……どうにかして接点作らなくちゃなぁ……。」 ………俺がこの事実に気付くまでには、実に4ヶ月を要していた。 何か…… 俺すげー片思いだな…… ある意味最強じゃんよ。一目惚れ続けてんのって。 え? 普通? そっか。だよな。本当に好きな奴出来たらそうなんだよな!! 「よっし!!」 俺、俄然やる気出てきた!!! .
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