教室だーッ!!!

9/9
1057人が本棚に入れています
本棚に追加
/314ページ
「俺は赤系が好き。……なあ、飯一緒に食うんだろ、俺も連れてけよ。」 ……は? 「なんでだよ。」 「いや、お前等と話してるとなんか興味沸いてきたから。なんだかんだいって先崎とは腐れ縁的になりそうだし。」 津田なにっこり笑っている。その笑顔は私の遥か上だ。畜生。身長バカめ。 「え~? でもさっき ボコられるぞ とか言ってたじゃん。」 そういえば光も女子にしては背が高い。 はぁ……。 なんかコンプレックスになりそうだ。 「あぁ、そこらへんなら大丈夫だろ。俺男だし。例え学校中の女子に嫌われても、彼女他校にいるし。」 そーなのだ。津田には彼女がいるのだ。 これがまた津田と不釣り合いに可愛い。マジ津田にはもったいない。 「んじゃあ、いっか。後で颯君に紹介するねぇ。」 「サンキュー。」 授業開始の合図で、私達は自分の席へと散った。……っつっても、残念ながら津田と私は隣りの席な訳だが。 ……あ、次の授業の用意家に忘れた。 .
/314ページ

最初のコメントを投稿しよう!