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光と雑談しつつ夏美を待っていると、
「ゴメ~ン!! 遅れたぁ~!!」
いつも通りかなり慌てた様子で夏美がこっちに走ってきた。
「おー夏美。今日は早かったな~。でもその靴で走ったらコケるぞ~。」
ずるッ
「きゃっ!」
びたーん!
夏美はヒールの先を何かに引っ掛けて、派手な音を出してすっころんだ。
「いったぁ~。」
「うん。お約束だな。」
私は光と駅の方にあるいていく。
「まってよぅ~!!」
夏美は慌てて起き上がり、走って追いついてきた。
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