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『かなちゃん…どうして此処に?』
「あぁ、また此方に引っ越してきたんだ。因みに、場所は此処」
ポケットから、一枚目の紙を取りだし僕に渡す。
『…マンション?』
紙には、マンションの住所が書いてあった。
「あぁ…、実は俺独り暮らしてんだ。両親は、向こうに残って仕事してる」
『へぇ…』
独り暮らししてるんだ
羨ましいな~。
『…生活費は?』
「両親が送ってくれる」
『良い両親だね。あ、もし良かったら…晩御飯食べていく?両親、出張で帰ってこないし…』
「え?良いの?」
『うん、一人で晩御飯は寂しいし…』
「じゃあ、お言葉に甘えて…」
『じゃあ、ちょっと待っててね』
僕は、台所に行きエプロンを着用する。
男がエプロンなんて、恥ずかしいけど…///
お客様に出す料理だし…着ないとね。
僕は、自分の得意料理
カレーライスを作る事にした。
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