第二章

3/3
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
「ノア様だ」 「おかえりなさい  ノア様」 配給の列の横を通り過ぎるノア達に声がかかる。 ノアはそのまま歩きながら辺りを見渡し、人々に語りかけた。 「ただいま  皆変わりはないか?」 「はい!  何ごともなく!」 「そうか…  配給を受け取りに  これない人達にも  気を配ってやってくれ」 「はい!」 「わかりました!」 人々がうなずくのをみて微笑むと、ノアは再び歩き始めた。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!