17人が本棚に入れています
本棚に追加
/57ページ
ゴミから数え切れないほどの輸送機が離陸し始めた。
住民と警備に当たっていた第7特殊師団が基地を離れた。
エイリアン達は、女王が小惑星誘導装置を爆破する決断を下したと覚り、ドーム宇宙船を移動し始めた。
火星の軍団も退避しだした。
「アクア、皆逃げ始めたぞ」
「うん、危ないよ、逃げよう」
すぐ近くを火星軍団のトラックが移動して行く。
「アクア、あれに乗せてもらおう」
「そうだね、急ごう」
サエコが手を振りながら走った。
トラックの一台がサエコに気が付き停止した。
サエコが駆け寄る。
「早く乗れ、もうすぐゴミは消滅する」
「消滅!」
最初のコメントを投稿しよう!