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おじいちゃんへ
おじいちゃんが亡くなったとき、
あたしはまだ幼くて。
それまでのたくさんの時間を、
側にいてくれたおじいちゃんと過ごすことに、
費やすということができませんでした。
いなくなって初めて、
二度とおじいちゃんと会えないことに、
あたしは気付いて愕然としました。
あなたは、
あたしに、
一日一日を大切に生きるということを、
最期に教えてくれた、大切な人です。
お礼を言いたくても伝えられないのが、
ただ一つの後悔です。
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