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「3年後、またここでね・・・・待っているから」
今野はそういいながら微笑み光りの中に消えていく。気がつくと僕は寝ていたみたく、窓から入る朝陽が僕の顔を照らす。
夢の中で今野が笑っていた理由がわからなかった。
夢の中では、つねに僕のいいと思うほうに進むからあの言葉は、本当の今野の気持ちではなくて僕が今野にそうして欲しいと思う願望だ。
しかし何故か心は興奮していて今野の言った言葉が頭から離れない。
「3年後、またここで」
僕は軽く口に笑みをだすとベットから起きた。
それから数日後、僕はまだギブスの外れない手で私立
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