君との時間

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ならなかった。 しかし開始から10分後、僕だけは練習に参加さしてもらえずにいた。 とにかく走る これだけのはずが、日がたつにつれて 声を出しながら走る 好きな人の名前を叫ぶなどのことが始まり、横暴だと思い 先輩に講義したがすぐに喧嘩になり、親を呼び出して先輩に頭を下げた。 屈辱感に耐えながら家に帰る途中、今野と歩道橋付近のコンビニで遭遇した。 いや、離れて見ていたが正確だった。今野は隣にいる男と話しをしていて楽しそうだった。 今まで俺も見たことない笑顔で笑ってる今野を見た時、はっきりと今野にたいする苛立ちを感じた。
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