2度目の春

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すると、後ろから 「木手先輩、あんまり姉さんをいじめないでくれませんか?」 それを聞いた木手は後ろを向いた。そこにはにっこりと微笑んだ皐月の姿があった。 それを見た木手はちょっと嫌な顔をして弥生から少し離れた。 そして、弥生は皐月が来た事に気付き 「あっ、皐月。それじゃあまた放課後でね」 「うん、終わったらそっちの方に行くね。じゃ、また」 「うん!また放課後でね」 言った後、皐月は1年校舎に向かった。 それを弥生達は見送った後、弥生達も歩き出した。 そして、弥生はふと気付き木手達の方を見た。
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