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しばらく【斬刀】がISHとして生活していたが、【修羅】に攻められる事が多く、人格達は怪我を負った。
私は戦いの際に起こる頭痛に悩まされていた。
ある日旦那は【斬刀】にもっと上に人格がいないか調べるように言った。
【斬刀】は上に調べに行った。するとしばらくして【斬刀】ではなく【大地】と言う人格が出て来た。
大地「【大地】です。」
旦那「はじめまして、【大地】。お前、記憶は?」
大地「5才の頃からすべて知っています。でも人格の交代はできません。」
旦那「そうなんだ。【大地】の上にまだ人格は居そう?」
大地「わかりません。」
旦那「ちょっと探してきてくれない?」
大地「わかりました。」
すべてを見ている人格は旦那に対して好意的であった。
【大地】は上に上がる為に堕ち、その間人格は誰も出なかった。
私の身体には、誰も入っていない空っぽ状態だったらしい。
旦那が見たところ、白眼を向いていて怖かったそうだ。
しばらくして【大地】が戻ってきた。
大地「上に女神様みたいな女の人がいました。」
旦那「本当?じゃあ外に出るように言って。」
大地「俺の声が聞こえていないみたいなんです。しかもその人と俺の間には穴があって…。今そこから落ちて俺が出てきました。」
旦那「気合いで飛べ!捕まえて来い!」
大地「…分かりました。」
また【大地】は堕ちていった。
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