~命~ ~自殺~

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「………」 「…………」 二人ともずっと黙っている。 「ごめんね。」 長い沈黙を破ったのはさゆりだった。 「何でさゆりが謝るの?」「だって、美香子が苦しんでるのに、気付いて上げれなかった。」 私はうつ向きながら言った。 「気にしないで。」 そう言って美香子はほんわりと笑った。 「………親に見捨てられたってどういうこと?」 美香子は私に全て話してくれた。 私は衝撃を受けた。
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