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また 夏休みが来た♪♪
中学二年
恒例の用に私を迎えに若い衆が来る…
二人で来た……
初めて見る顔の若い衆と父だ♪♪♪
いつも私が世話になっている父の兄に挨拶に来たらしい…
仏壇のじいちゃん 婆ちゃんに線香をあげ熊本のおっちゃんに挨拶する…
父はなぜ今まで私を人に預けていたのかをそこで初めて聞く…
ヤクザはいつ警察の世話になるかもしれない法律ギリギリの仕事も多い…
もし父に何かあった時に誰が私の面倒を見るのだろうかといつも考えていたらしい…
私に対する気遣いなのか…
いつも私の事だけは考えていたらしい…
親子であって 一緒に住む事の許されない親子……
母さえいればこんな事もないのだろうが… 女癖の悪い父が一人の女性だけを見るはずもない…
そうか………それで……
私は何故か納得していた
これが父なりの私に対する愛情なんだと…
そう思った………
そう思うようにした……
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