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父は… そんなアキを追い掛ける事はしなかった…
ヤクザは指を詰めたからって本当はそんなに簡単に辞められるものじゃない…
追わない事が唯一…
父のおじさんの顔としての愛情だったのかもしれない…
もちろん
もし 追い掛けようとしてたなら私が全力で止めるつもりだったが…
そんなんも父の頭には入っていたに違いない…
何日か後に…
父達と抗争した相手の若頭と父が私の働く店の地下の宴会場を貸し切って和解の話しやオトシマエの話を約……
3時間はしていただろう…
店の店長も女将さんも…
そんな殺気立つ二人にお茶すらやれないでいた…
相手の若頭は業界ではキチガイと言われる程のイケイケの人間…
過去に人殺しで懲役も経験した人だ…
若頭(〇〇さん… 今回は家が悪いです… 〇〇さんもこのアタシからケジメとるんですからそれだけでも名誉と思いますけど…)
と 後父からこんな話を聞いた…
この後の父の台詞は聞いてないが いちょう和解という形で この抗争にはピリオドが打たれた…
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