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『えっ…』
高柳君は
あたしの言葉をさえぎるように言った
『覚えてないんだったら
思い出させてやるよ』
そう言って顔を急に近づけてきた
あたしはとっさ的に逃げようとしたけど
その瞬間、両腕をつかまれて
身動きが出来なくなってしまった
ヤバい!!
そう思って、目をギュッとつむったけど
あれ!?なんともない…
恐る恐る目を開けてみる
『あれ?
もしかしてキスされると思ったの??』
ニヤニヤ
高柳君はいじわるそうに笑う
あたしは顔がカァ~となって
何が起きたか理解できなかった
『なっなん…』
『何でかって?
そんなの…お前が悪いんだよっばーか…
じゃぁな、香奈 明日が楽しみだな』
そう言った行ってしまった…
あたしはその場に座り込んでしまった
『何なのよ…』
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