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「大丈夫だから…」
要の声が聴こえた…
私は要に視線を向けると
「俺が…あの人達から守る。」
心強い言葉だった…
私を支えてくれる…
要は…私に暴力を振るわない
私は要に優しく微笑んだ
私の傷――――…
要に逢うことができて…
癒えたかな…?
癒えたら…
私の心の扉は…開くかな?
…私は…心を開けていいの?
もう
閉めなくてもいいのかな?
今更…開ける方法が分からないよ…
私の頬を一滴の涙が零れた…
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