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黒い物体が落下し転がる
それは
炭化した下半身だった
丁度よく骨盤から上が別れ紅い色に侵食され炎が踊る
銀の火竜は左眼を失ったため追撃を止め、羽ばたき始める
火竜の頭より絶命し表情の固まったメクル(上半身)がずり落ちた
凄まじい風圧が土煙をあげ銀の火竜は天へと帰っていった
デンバーは視た、メクルの固まった顔を
デンバーは見た、一面に広がる、惨劇を
「があぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「あ…あぁ…あぁぁぁぁぁ!!!」
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