序章
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しかし、一部の古龍(太古より生き続ける龍王家の長老陣)と大幻魔(古龍と等しき存在)の中には過去の大戦の因縁から、この三国の歩み寄りを良しとせぬ者がいた。 その者が王子の10歳の誕生会、幻魔王女との初顔合わせの席で反乱を起こすと先んじて知った王室は影武者を立て、王子をお供を付け幻魔界へ避難させる運びとなった。 王位の《証》と、《真龍王の遺産》と共に……………………
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