第六報 出会い、そして別れ
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「まぁ部外者なんですけど、見学に来たんです」 今このタイミングで見学って…絶対ありえない。 え、見学?友春が? 「友春!お前サッカー部は?」 桍堵音先輩が見学だということで放送室内に招き入れた。 招かれていたかは定かではないが… 「やめた」 「やめた!?」 咲美がすぐ反応してしまったから僕は言うことがなくなり、魚のように口をパクパクしているだけだった。
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