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「そっか…鈴が放送した人って放送部の人やったんか……」
友春は皆の顔を見回し、ため息をついた。
「また明日来ます。部長方おらんのやったら意味ないからな…」
よっこらせ、とジジ臭く立ち上がり友春はドアにてをかけ、後ろを振り返り一礼してでていった。
桍堵音先輩も立ち上がってドアの方ヘ行った。慌てて桍堵葉先輩が追いかける。
「彼方と咲美は残りや?もう今日は部活は終わり。うじうじするのも性に合わないからね」
僕らは結局全員残った。僕が残った理由は一人で帰る気にならなかったから。
薫は残る気満々だったからね。
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