第十報 最後の別れ

8/14
前へ
/233ページ
次へ
放課後、これからの事あるとかで放送室に呼び出された。 でもそこにいたのは、見慣れたメンバー。 卒業したはずの先輩がズラリと列んでた。   「話しとか一言聞きたいだろうと思って残ってもらったんだよ」   と、舜壱先輩が言った。 四人の先輩は暇そうに椅子に座っていた。僕らも自分の場所になりつつあるポジションに座って行った。   「皆集まったよね?」   舜壱先輩が人数を確認した。 僕は入室してからずっと先輩から目がはなせなかった。
/233ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加