第十報 最後の別れ

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「舜壱、俺帰る」   しんみりした部屋に悠月先輩の声が響いた。   「よく考えりゃ、俺サボる派なんなや。なんか雰囲気でおるけど」   「それなら一言でも……」   先輩が言い終わる前に先輩がでていってしまった。 名前を入れないとわけわかんない事になってしまった。   「ごめんね、あれがあいつの気持ちだから」   悠斗先輩が苦笑いしながら夕日をバックに立っていた。
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