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でも、お医者さんも両親も貞子さんに本当のことはいえませんでした。
貞子さんが13才になったある日、幼なじみが貞子さんの元を訪れました。
「貞子ちゃん。知ってる?千羽鶴って病気が治るお守りなのよ。」
「だから私、貞子ちゃんのために作ったの。でもね、一週間前から作ったから、千羽にならなかったの。ごめんね。」
貞子さんは、とても喜びました。そしていいました。
「ありがとう。千羽になるまで、私が折ってみるわ、やり甲斐があっていいわよ。」
「本当?ありがとう。そういってくれると嬉しいわ」
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