ｼﾞｬﾝﾙ問わず漫画感想

♥ こどものおもちゃ

📖小花美穂
📖りぼんﾏｽｺｯﾄｺﾐｯｸｽ 全10巻

ﾁｬﾁｬが初めて本格的に読んだ漫画なら、この漫画は初めてｺﾐｯｸｽを買った漫画です。
当時『連載漫画』の意味を知らなかった私は、いきなり『こどものおもちゃ 8巻』を購入。当然意味不明。
1巻から買うものだと知ってからはちゃんと買い始めました。

こどものおもちゃはｱﾆﾒ化もしましたが、見てなかったのでよく知りません。

さてﾚﾋﾞｭｰ。
劇団こまわりに所属しﾃﾚﾋﾞにも度々出演する主人公倉田沙南(ｸﾗﾀ ｻﾅ)。
ﾃﾚﾋﾞでの出演はﾊﾞﾗｴﾃｨ中心だが、舞台では子役とは思えない素晴らしい演技力を見せる。
そんな彼女が通う小学校のｸﾗｽは、学級崩壊のただ中にあった。
羽山秋人(ﾊﾔﾏ ｱｷﾄ)をﾘｰﾀﾞｰとし、担任の女教師や女子生徒へのいじめ、集団万引き、授業妨害など洒落にならないことを連発。

が、彼の家庭の事情を知った沙南はどうしても彼をほって置けなかった。
そんな沙南をうっとおしく思いながらも、秋人はだんだんと心を開いていく…。

正直私程度で説明できるほど浅い話じゃないです。
言っておきたいのは、ただの芸能人ｱｲﾄﾞﾙものでは無いということです。
沙南にも秋人にも出生に事情があって、命についてすごく考えさせられる。

当時明るくて根性のある沙南は私や同年代の憧れでした。

これも少し古い漫画。古本だと安いです。それと愛蔵版が出てるので集めやすいです。