操り人形

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操り人形

私を蝕む烏がもうじきやってくる 手には血だらけの十字架を持って 最期まで生きたいと願い続けた 罪深き者は例え天使であっても 罰せらるる… [裏切り]というものに 初めて憎悪の感情を抱き 天使たる者が 禁忌を犯した 白翼は黒く変化し 金の髪は赤紫に染まり 瞳は銀に怪しく光る 忘れる事は無かった神の存在も 心の闇に覆われて 見失った 血を纏ったロザリオは 神への[裏切り]を示す 当然の報い ―身を滅ぼして償え― 見捨てられた 不良品 その御言葉にも逆らい 生きたいと願った私は 手をさしべてくれた 不気味な微笑みの貴方に― 身を委ね 安心したように眠りにつく 進んだ先が 悪魔になりさがった 心を持たない 操り人形への道だと知らずに…image=96702095.jpg
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