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終幕
堕ちてくる悪魔の惨劇
燃えゆく魂の鎮魂歌は止まない
今日も君は逃げ惑う
生き延びた奇跡を喜ぶべきなのか?
苦しむ君は捕らえられた蝶のよう
見ている僕は世界の果て
君のいる世界は黒く澱んだ闇の中
狂った歯車はもう動く事はない
君もそんな世界捨てて
僕の所へおいで?
傷だらけになる君を見てはいられない
助けられない無力な手が
憎くてたまらない
それでも必死に生きる君
醜い争いの中の君は眩しい程美しく
命の切なさを物語る
まるで短い命を精一杯生きる
ホタルのように…
もう一度君に青い空を見せてあげたいな
いつか止まってしまった時間を戻して
あの頃の君の瞳に写った美しい世界を
もう一度…
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