殺戮と血を手に染めて

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美理奈と暁斗は隣の教室で待ち合わせをしていた 美理奈「何でこんなことになっちゃったんだろ…」 今すぐに泣きそうな声を出す 暁斗「ああ…だがあいつが言うことはわからないわけじゃない」 美理奈「どういうこと…?」 暁斗「確かに俺等は親や大人、世間をなめているかもしれない。最近ニュースで見るのは未成年犯罪ばっかりだ。人間は単純なことで憎しみや殺意を抱く。それは子供や大人関係ない。子供は大人がいるから生きている。親や大人は子供の行動を規制するからな。それからも憎しみや殺意は生まれると思う そしたらは世の中や大人に負けたくないという子供の心の抵抗をする。だからヤンキーや族になったりしてその黒い心を消す。小さな抵抗さ。その抵抗をわかってもらえないのも事実。ただ俺等子供は、一生懸命生きてるだけなのにな……」 美理奈「うん、そうだね……」 暁斗「子供同士で殺し合いだなんて間違えてる。子供の勝手な都合でこうなるなら、大人だって同じなは……」 ドゴォォォン いきなり爆音がなり、学校が揺れた 暁斗「何だ!?どこで爆発が!?」 美理奈「!!見て暁斗!!理科室から煙が」 窓を見て叫ぶ 美理奈の言うとおり窓から見てみると理科室から黒い煙が上がっていた 窓には血がたっぷりついていた 美理奈「だ…誰かが死んじゃった……嫌だよ……」 暁斗「くそっ!!いったいどこのバカがこんなこと……」 ペタペタ 暁斗「!!」 暁斗は耳を済まして再確認し、美理奈小声で言った 暁斗「誰かがこっちにくる。教室に隠れるぞ」 二人は教室に隠れた
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