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暁斗「美理奈すまん!!」
暁斗は美理奈の頭を掴み、床に伏せた
案の定、弾は暁斗達の上を通過していく
暁斗「くっ……このっ!!」
暁斗はポケットからナイフを取り出し、黒志に向かって投げた
ナイフは黒志の腕に刺さり、マシンガンを落とした
黒志「ぐっ……てめぇ…」
黒志がマシンガンを拾うとするが、暁斗が突進し黒志を転ばす
同時にマシンガンを蹴り飛ばし、壊した
黒志はまた毒づき、立ち上がろうとする
だが、暁斗にこめかみを蹴り飛ばされ、意識がもうろうとする
暁斗「美理奈!!ここは逃げるぞ!!」
美理奈も我に返り暁斗と共に廊下を走って逃げた
黒志「痛てて……あのくそが……」
やっと意識がはっきりした黒志は頭をさすっていた
?「クスクス……無様ね、黒志」
黒志「……漆華か。何でここにいる?」
漆華「見てたのよ、貴方の戦いを」
黒志「………何で加勢しなかった」
漆華「あたし今金属バットしかないのよ。遠くから金属バットでどうしろと?」
バットを出す漆華
黒志「なるほどな。……ちっ、マシンガンがぶっ壊れたか。また見つけねぇとな」
漆華「確かあの人……暁斗だっけ?凄い人ね、貴方に立ち向かう人初めて見たわ。判断力と運動神経がいいわね」
黒志「あいつだけは生かしちゃおけねぇ。おい、そういえば軌殺はどうしたよ?」
漆華「もう5人近くは殺したそうよ」
黒志「さすがだな。じゃあ最初の爆発は軌殺とみて間違えないな」
漆華「クスクス……軌殺以外考えられる?」
黒志「られんな。この廊下の先には何がある?」
漆華「運悪く別れ道が続くのよ。家庭家室か職員室ね」
黒志「俺の予測では家庭家室に奴らはいるが……まずは軌殺と合流するぞ」
漆華「クスクス……わかったわ」
二人は闇に消えた
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