二章 見つけた。

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命『人間に……??』 狐『お主…命…と言ッていたな。』 命『ぅ…あ、はい。』 なんか露骨に話しそらされたよね…。 狐『我が名は…華夕──』 命『…カユウ…さん…?』 狐『お主なかなか礼儀正しいの。』 華夕は笑いながらそぅ言った。 華『…呼び捨てでかまわん。敬語もやめろ。──命。』 命『うん…。』 華『…明日もくるか??』 ぇ…⁉まって。冗談ぢゃないッ!こんな山中に明日も…⁉ 華『…駄目か。』 命『ィィ…ょ。』 華『!』 命『どーせヒマだし(笑)』 華『・・・・・・花夜・・・・・』 命『ぇ…?』 華『…なんでもない。また明日。』 命『…うん。』 ───『カヨ』ッてゆったよね…『カヨ』ッてだれ?? …華夕ッていったい…
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