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十五分後…。
「ふぅ、サッパリした」
お風呂から出たロジャーの目先には、コキュッコキュッと喉を鳴らしながら牛乳を飲んでいるユキがいた。
「あ、…ロジャーも…飲む?」
ユキは冷蔵庫から牛乳を取り出してロジャーに渡した。
「サンキュー…ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…ぷはぁ…うめ~」
ロジャーはコップいっぱいの牛乳を一気に飲み干した。
そのときユキは洗面台にいた。
どうやら歯を磨いているらしい。
「ロジャー…もう…寝るね…おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
ユキは部屋に戻り眠りに入った。
「さてと、俺は資料をまとめるか」
ロジャーは椅子に座り資料を並べた。
三時間後
「なんか…目…覚めちゃったな…」
ユキはロジャーの部屋の明かりがついている事に気が付いた。
「スゥ…スゥ…スゥ」
「ロジャー…こんな時間まで…起きてたんだ…おやすみ」
ユキはロジャーに布団をかぶせて部屋に戻りまた眠りに入った。
こうしてユキの慌ただしい一日は終わった。
明日からはバスターズの訓練がユキを待っている。
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