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キーンコーンカーンコーン―………
カーンコーンキーンコーン―……
授業が終わり.ガヤガヤしだした頃…―
「ねぇ…[アイのキーホルダ-]って知ってる―…?」
そう話し始めたのは.
このクラスのムードメーカー的な
存在であり.
私の親友でもある.
(羽場 香・ ハバ カオル)だ。
「ううん―…知らない…」
そう答えたのは私.
(安西 美奈・アンザイ ミナ)
ごく普通の生徒だ。
香「私ね.さっき聞いたんだけど.…―
でたらしいょ…」
私は香が真面目な顔で
声を低くして言うので.
私もつられて声を低くしたー。
美奈「なにが…―?」
香「―…幽霊…―」
美奈「ブハッ!!幽霊!?」
私は「幽霊」を信じていないので.おかしくて笑ってしまった。
香「ほんとにっ。」
美奈「アハハハ―
そんなわけないじゃん-まぁ.聞いてあげる-!!」
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