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わずかに感じる
右手のぬくもり
僕はまだ
君を覚えている
抱き寄せて 側に
君の鼓動重なり
今夜もまた
深い眠りに落ちていく
キャンドルライト揺らめいて
時のさざ波繰り返す
編みかけのマフラー
誰かの為の冷えたシチュー
「風が強いね」とつぶやいて
君は暖炉に薪を足す
このままずっと
君は知っているかのように
いつか幼い頃に見ていた
感じていた雲 空に
今でも残っているのか
君は知っているかのように
下りカーブに消える道
消えた街 何処かに
理由は知っていた、から
君に言わずに消えた
解け残った雲 泳がして
君のことを考えた 空に
夜が来ることを言わない
方がよかったのかもしれない
意味もなく考えるのをやめた頃
僕はまだまだ子供のつもりだった
夜空に輝く星の流れに乗って
そこにあった一瞬を思い出したかった
Good night 今夜もまた君のもとへ
Good night 星の流れるときに
Good night 僕らはまた会える
So good night The world sleeps……
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