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「よし、全員揃ったな!?では今日の議題の発表だ!…と言いたい所だが…時にお前たち、この集まりには何か足りないと思わないか?」
「は…?」
「足りないものとは?」
「わからんか?…華だよ!この集まりには華がない!」
「は、華!?」
「そうか、ついにこの男臭い集まりに女性が入るわけですね!?」
「何を言うかぁ!貴様の口から女性などと、百年早い!出直しこい!」
「アンタが振った話題だろ!」
「しかしお前たちが言いたいこともわからんでもない。確かにこの集まりには女性が足りんなあ」
「か、完全に俺らから話題を振ったことになってる…」
「恐ろしい人だ…」
「しかしだ。この集まりには女性が足りないことはわかった。しかし女性を加えることも難しい。なぜだかわかるか?」
「なんででしょうか?」
「教官がゲイとか?」
「お前向こう一年間正座ね」
「い、一年間!?」
「いいか?この集まりに女性が加わらない理由…それは、この体育会系なノリに原因があると思う!」
「な、なるほど!」
「女性には未知な領域なわけですね!?」
「その通り!そこでまずはこの討論会の名前を変えようと思う!そこからイメージを徐々に変えていくのだ!そうすれば…」
「つ、ついに我々にも春が!?」
「教官、一生着いていきます!」
「ありがとう!さあ、俺の胸に飛び込んでこい!」
「…そういうことしてるから、女が入らないんだと思うけど」
「まぁた貴様か!いつもいつも邪魔しやがって!今日という今日は成敗してくれる!そこに直れ!」
「つーか名前変えるって、どんな名前にするんです?」
「そ、そうです教官!我々の新たな門出を彩る素晴らしい名前とは、いったいどういうものですか!?」
「ガンガンにハードルを上げてくれてありがとう。しかし大丈夫だ。すでに考えてある!“青い果実連盟”よし、決定!」
「えええええ!?」
「早まらないでください!」
「何ィ!?別にいいじゃん!さわやかそうじゃん!」
「全っ然さわやかじゃありません!」
「某検索エンジンでその名前入力したら、何やら同人誌くさいものがヒットしましたよ!?」
「ほう、すでにこの名前を使っている者がいたか。では、先人の知恵に習って…」
「お前バカだろ!?」
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