2人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
「ではこの討論会のことだが、そもそもいったい何人編成でこれはやっているのだ?」
「それならみんな自己紹介していきましょう!教官からお願いします!」
「いいだろう、では私から言うぞ!
私はこの討論会の執筆者でもあるフガシカオだ!フガさんとか呼んでくれると嬉しい!」
「わかりました、フガさん!」
「お前らは教官と呼べ!
ちなみにキャラ作りで鬼教官風に話しているが、実際は美容院で頭にかゆい所があるのに、『大丈夫です』と言ってしまうシャイボーイだ!
今後ともよろしく!」
「キャラが崩れるような発言はやめてください、教官!」
「よし、では次は良く発言してくれるお前が自己紹介しろ!」
「はい!私はサトシと言います!」
「サトシだぁ?某モンスターゲームの主人公の名前にしやがって!さては子供ウケを狙ったな!?そうはさせん!お前なんかレッドだレッド!」
「そ、そんなマイナーな!サトシは名前で別に意識なんかしてません!」
「ふん、まあいい。
では次はお前だ!」
「はい!私はマサキです!」
「お…お前もか!」
「ち、違います!某ゲームとは一切関係ありません!自分も本名です!」
「そうか、ならいい。
というか、お前らは別人だったのだな。
キャラがかぶってるから気がつかなかった。
ずっと1人がしゃべってると思ってたよ」
「ひ、ひどい!一応違いはあります!だいたい先に話す自分がサトシで…」
「後で話すのがマサキです!」
「あーわかったわかった!
それでは次は…お前だ!」
「あっ自分ですか?
さっきも言ったと思うけど、染谷っす。よろしく。」
「お前からはオチ担当の匂いがプンプンするぞ…その冷静なツッコミで盛り上がった場を一気に落とす、そういうキャラだろ、ええ!?」
「知んないっすよんなの…」
「ほらやっぱり!1人だけ明らかにキャラ違うもん!全員、こいつの発言に注意しろ!場合によっては殺してしまってもかまわん!」
「物騒だなおい!
それよりいつまでも俺に絡んでたら、また話が進まなくなりますよ。」
「むむう、いいだろう。貴様とは後でじっくり話し合う必要があるな…」
「はいはい…」
「では次だ!
次は…えっと…次は、その他大勢だ!」
ざわざわざわ!
「そうだ!そうやってざわざわしておけばいい!それが役目だ!ではこれで全員紹介し終わったな!」
最初のコメントを投稿しよう!