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ライオンはいつも自慢気に
たてがみをなびかせて
歩いていた
大事そうに
たてがみも嬉しく思っていた
ライオンといれることを
でも百獣の王ライオンは強がりだから
弱いところを見せてくれなくて
いつも強く見せていた
隠れて泣いて
隠れて悩んで
ある日ライオンはたてがみを外した
自ら辛い道を選んで
一人で旅に出た
落ち着くまでたてがみにさえ
かまってあげれないから…
たてがみはポツンと残されたけど
ライオンを待ち続けるの
ライオンとたてがみは
一緒だから…
どちらかがなくては
ダメになるから。
だからたてがみは願う
ライオン早く自分の気持ちに素直になって
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