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「コーヒー入れて向こうのバイトの時間まで話しただけ。」
僕は、その話に素っ気なく答えた。
「相変わらず冷たいヤツだよね。何か最近バイト替えてから楽しそうにバイト行ってんじゃん。どうしたのよ?」
シンが何か感ずいたのか何となく話を振ってくる。
「あぁ…それね。俺バイト先の子に一目惚れしちゃってんの」
表情を見られないように顔をうつ向き加減で答えた。
「何言っちゃってんの?お前みたいなヤツが人を好きになるとかあんの?いつも付き合ってる理由聞いたら、何となくって返事しかないのに」
シンが納得いかないのかつっかかってくる。
「自分でも良くわかんねーよ。」
素直に自分の気持ちで返事した。
「まぁまぁ、ほっといたらネタでしたぁ~何て言うんじゃね~の」
カツヤがにたつきながら答える。
「違いねぇ~」
それぞれに勝手にうなずいて爆笑している。
こんなにまで言われるのにも理由があって、大学入学初日からしでかしてきたのが原因だから否定のしようがない。
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