6月某日…出逢い

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初日という事もあり、変な印象を持たれても困るので大きな声で爽やかに挨拶をして、深々と下げた頭をあげた時、バイトの中の一人の姿が瞳に飛び込んで来た。   急に心臓がトクン…トクン…と音を立て動き始めたのが わかる。   モデルのような容姿やスタイルを持っているわけでもなく、人形のように可愛いとかいうのでもない。   その瞳が…   何か強い意思を持ち、魂を削り燃えあがるような輝きに満ちた瞳に釘付けになった。   一人一人に挨拶していく…思考は既に停止している。   始めての感覚   彼女に挨拶をすると   「はじめましてヒロコです。同い年だね。よろしく。アタシは昼間メインだから一緒になる事少ないけど頑張ろーね。」   それから暫く他の人に仕事を教わり仕事を覚えていく。   一時間が過ぎた頃、彼女を含む数人が仕事を終わり帰って行った。  
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