01 高校

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「誰だよくそ、!」 チッと舌打ちをして、メールを読んだ川崎は、私と携帯を交互に見た。 「は?…え?」 『いや、だから…そのメールの通り』 「間違えましたすみません…?」 『うん、すみません』 メールを見ながら読み上げ、私に確認する川崎。 「うそだろー!こんなんありかよ!」 『いや本当すみません、間違えました』 ていうか、まじで来るお前はアホだろ。 今日初めて会った女に『会いたい』って言われたら、普通来るか? ずっと仲良しの親友とかなら分かるけどさ。 「電車賃、体力、…」 肩を落として、何かぶつぶつ言っている。 『そもそも何で家の場所知ってんの』 一世一代の謎だよ なぜ知っている。 「あ、」 『誰かに聞いたの?調べたの?ストーカー?』 「ストーカーじゃないわ!ふざけんな!」 全身全霊のツッコミを受けてしまった えっと、まあ…とりあえず帰らせるか  
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