ゆうくんさよなら

突然の電話

４月１７日、卒業式も終わり高校の入学式も控えていたやさきだった。俺はいつものように友達の秋俊君の家に行ってゲームをしていた。30分ぐらいたってゲームも飽きたのでどこかに行こうとおもってドアを開けた時だった、俺の携帯が鳴り着信を見ると父親からだった。でると、「おいかずき、ゆうくんがやばいらしい。すぐにK病院に行ってくれ」とのことだった。俺は訳もわからずテニス部のメンバーを集め病院に行こうとしたが、途中で先生から電話がきてやっぱり大人数でのお見舞いはやめた方がいいと言われたのでその場で解散した。家に帰ると友達のお母さんが涙をこぼしながら俺のおばあちゃんに話していた。本当にやばいんだなぁと思い、俺は友達とお母さんと先生二人で病院に行くことにした。