story2 放課後の窓辺

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砂名田は少し間を置いて話し始めた。   「だけど…そんなんで諦めんな!!お前が決めんなよ。小柴の相手は小柴が決めるんだろ!?」   砂名田は言葉を選びながら陽菜に伝えた。 陽菜は俯いていたがパッと顔をあげた。   「でも…彩が今日告るって…。」   陽菜が言い終わる前に砂名田は小柴のいる中庭を覗いた。そこには小柴はもう居なかった。
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