~夏が終わりそして新しい時期~

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オレが投げる時に回ってきたら4対5で接戦だった オレは『もぅ一点もやれない』とそう刻んだ オレはマウンドに立つといつもの様に胸に手をあてて空を見上げた 悠斗の目が変わった その第一球ミッドに収まる快音がした スパンッ!! ストライーク!! すぐにツーナッシングに追い込みまずは縦落ちのスライダーバッターは見事にからぶった この回を三者三振で切り抜けてベンチに戻るとキャッチャーの野田先輩が『お前スゴいキレが増したな。良いボールだったぞ。』と言ってくれた 監督も『まさかここまでとは…』とビックリしていた
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