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「もっと、もっと僕を感じて。僕だけを覚えて。」 未だに眠りの中を移ろうケイに訴え掛ける。 「今までの事は忘れて、これからの僕の事だけを覚えていて!?」 ケイが小さく喘ぎ始める。 抵抗するその手には、まだ力が入っていなかった。 「僕に…快楽に溺れて…!!」 ケイが精が放つ。 泪で潤んだ眼を薄く開けたまま動かない。  
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