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「気持ち良くって目が覚めちゃったかい?」 わざと憎まれ口を叩きながら僕は、上体を起こしケイの視界に入るようにした。 ケイが眉間に皺を寄せる。 僕は内心、弁解し彼を慰めたい気持ちでいっぱいになる。 ごめんね、本当は もっと優しく君に接したい。もっともっと…いつもやっていたように……… 僕は皮肉な笑みを浮かべ、ケイのジーパンを下ろしてやる。  
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